【青春18きっぷ・大阪発】香川の島旅。女木島と男木島へ行った。

夏の恒例行事、青春18きっぷの旅に今年も行ってきました。

青春18きっぷは5回分ずつで販売されています。今回は金券ショップとかで買っていないので、しっかり5回分あります。

青春18きっぷ

ということで、まずは1回分を使用。
お盆にじいちゃんばあちゃんの住む徳島に行くという予定を絡めて使用することにしました。

徳島へ向かわなくてはいけないということを考えると、どこへ行くかはだいたい絞れてきます。

今回まず向かったのは高松。
青春18きっぷで高松に来るの、いったい何回目なんだろうか。それくらい何度も来ています。電車以外に車で来たことも何度かあるし、もう高松で行きたいところなんてないんじゃないかと思ったのですが、そこは離島好きの僕です。
高松から船に乗って島旅をすることに決めました。

高松へ向けて大阪を出発

青春18きっぷのスタート地点は大阪駅。
早朝の出発です。
ほぼほぼ始発に近いくらいの時間だというのに人がいっぱい。なんとか座ることができました。まずは姫路まで向かいます。

早朝出発ということで一睡もせずに家を出たので、電車の中では爆睡。
青春18きっぷの醍醐味といえば、電車の中からのんびりと車窓を楽しむことだと思うのですが、姫路までの間は何度も通ったことがあるし、寝ていてもオッケー。

姫路に着いたら乗り換え。これまた人が多い。しかも車両の数が減った。座ることができず、立っての移動となりました。わりとすぐにたまたま席が空いて座席をキープ。
そういえば、尾道に行った時はずっと立ったまま移動したような気がする。

車内に人が多いこともあり、のんびりなんて雰囲気は皆無。今のところ電車を楽しんでおりません。そうこうしていると岡山に到着。

マリンライナー

岡山から高松に向かいます。
この間は何回通ってもいいですね。瀬戸内海を渡る景色が最高。
しかし、この電車も人がいっぱい。

そんなこんなで高松に到着。

高松駅

書いてしまえば、あっという間のような感じがしますが、到着したのは11時すぎだったかな。駅に着いてすぐに船に乗るため港へ向かいます。何度も来ているので迷うこともなくスタスタと。

港

船に乗るまでに時間でもあればうどんでも食べようかと思っていたんだけど、ちょうどいい時間に船がありました。

まだ行ったことのない島へ向かう

さて、今回向かった島ですが、どうせなら行ったことないところにしようと思い決めました。
直島も豊島も小豆島も犬島も行った。ならばここだ、と決めたのが男木島。

男木島に向かうには女木島を経由する船に乗ります。しかし、ちょうどいい時間にあった船は男木島には向かわず、女木島までの船でした。

僕に次を待つなどという選択肢はありません。旅は予定外のことが起これば起こるほど楽しくなるのです。ということでまず女木島に向かうことにしました。

船

さすがにお盆の時期ですね。船まで人がいっぱい。ほとんどが若者グループか家族連れ。1人で来てる人いたかな。

女木島に到着。

鬼

女木島は鬼ヶ島と呼ばれているので、鬼がお出迎え。

女木島さんぽ

到着したところで何をしたらいいのやら。まぁ、僕はとにかく計画を立てない人なので、男木島に行っても何をするか決めていませんでした。女木島なんて来る予定なかったから余計に何の情報もない。
ただ鬼ヶ島ってことだけは知識として持っていたんですよね。

まわりの人たちの動きを見ているとどうやら鬼ヶ島大洞窟へ行く人が多いみたい。それ以外は海水浴に来ている人かな。

ちなみに洞窟へ行くにはバスがあるんだけど、こんなのに乗るんだよね。かっこよすぎだろ。これはいい!

バス

洞窟へは行かないことにした僕は、とりあえずどうしようか考えるために港すぐのところで腹ごしらえ。

昼食

やっぱり暑い日はルービーだよね。昼間から飲むとか最高。

カレーを食べて、ビールを飲んでなんてしてると、テレビからは高校野球。最高かよ!

腹ごしらえも完了したので、とりあえず適当に散策することにしました。なんせ僕の本来の目的は男木島に行くこと。女木島では特に何もしなくていい。

島に着いてからおよそ1時間後に男木島に行く船があったのですが、それだと女木島ではご飯食べて終わりじゃんなんてことになるので、その次の男木島に向かう船の時間まで女木島に滞在することに。

ここでもたいして何も調べない僕。適当に歩きます。

佐久島にもあった作品が女木島にある。

アート作品

▼参考記事
青春18きっぷを使って、愛知県にある離島・佐久島まで行ってきた。

海水浴ができるところにも行ってみた。水着ギャルが見たくて行ったわけではないからな。絶対そうじゃない。そうじゃないんだ。

さらに歩く歩く。
しかし、この日も猛暑。暑いのが大好きな僕もさすがに命の危機を感じるくらい。

こりゃあ、どこかで休憩しようと思ったんだけど、なかなかいいお店が見つからない。喉が乾きすぎて干からびる。こうなったら仕方ないと港へ戻る。

なんとか水分をゲット。もう船の時間まで港でのんびりしよう。そう決めた。ペットボトル2本をガブガブと飲み干して男木島行きの船に乗り込みました。

男木島行きの船

女木島よりも行くとこありそう

行ってみたかった男木島に到着。

男木島の港近く

行ってみたかったとはいえ、正直なところ行きたい場所は特にない。

確か島民が男木島図書館を作ったという情報だけは知っていたので行ってみることに。

男木島図書館

こりゃあステキだ。

外観もいい感じ。

男木島図書館外観

中も古い建物らしく雰囲気があっていい。

本棚

こういうところにはお金を落としていかないといけないと思い、ドリンクを注文することに。

ドリンク

コースターも素敵。

コースター

休憩しながら瀬戸内に関する本を読んでいると男木島の情報が載っていた。
今、目の前にいる図書館のスタッフも載っている。
そうこうしていると島民の方がやってきた。
島民同士の会話が始まる。入ってきた人は京都からの移住者らしい。
そこで気づいたのだけど、やってきた人も本に出ていた。美容師の人だ。

少しは男木島の情報でも仕入れようかと思っていたんだけど、結局何の情報も得られないまま図書館をあとにした。

適当に歩いてみることにしたのだが、女木島よりもお店が多い印象。図書館で休憩したもんだから、どこかに入ることはなかったんだけど。

ところどころ、瀬戸内国際芸術祭のときの作品が。
びっくりしたのはいまだに作品の入り口には人がいて、お金を取っていた。なんだタダで見れないのか。このお金が少しは島の財源になるのだろうか。

適当に歩いてみたものの、もう向かうところもなさそう。
そう思っていたところに、看板を発見。灯台があるらしい。とりあえず行ってみるかと歩き始めた。

しかし、これが遠い遠い。ひたすら歩き続ける。歩くのが好きな僕でもちょっと嫌になった。だって歩く道がただの山道で景色がいいわけでもないし、全然おもしろくないんだもん。これで灯台が残念な感じだったら許さない。
灯台が残念といえば、家島を思い出した。

▼参考記事
家島にある灯台はこれ以上ないほど残念だった

歩いて歩いて灯台に着いた。

普通だった。
でも、景色はよかったよ、とても。

灯台

残念な感じでなかっただけでもよしとしよう。

ちょっと待てよ。これ、同じ道を戻らないといけないじゃないか。拷問か。

もう船までの時間がない。ただただ歩くしかないのだ。歩く、歩く、歩く。
戻ってきた。船に乗るまでに、ほんのちょっとだけ時間がある。

ご褒美にソフトクリーム。

ソフトクリーム

おじさんがソフトクリームを食べながら1人で歩いている姿はなかなか見れたもんじゃない。

といった感じで男木島の旅、終了。
船に乗り込み、高松へ。
高松で一泊してこの日は終了したのでした。