「BOOK AND BED TOKYO」が京都にもできると知ってどれくらい経ったでしょうか。
ずっと行ってみたいと思っていたのですが、ようやく行ってきました。
ちなみに「泊まれる本屋」というのはコンセプトであって本屋ではありません。
アクセス
ずっと関西に住んでいますからね、京都にだって何回も行っています。
どの辺にあるのかなと地図を眺めてみると、何度も通ったことがある場所なわけです。
これは近くまで行けばすぐにわかるだろうと行ってみたら「あれっ、どこ?」って少しだけなったけど、すぐに見つけることができました。
ビルの9階にあります。
これ外国人の方は探すの大変じゃないのだろうか……。
いざ、チェックイン。
9階まで上がってエレベーターを降りた瞬間、インパクトのあるドアが。
このドアを一歩入れば、最高の空間が広がっているかと思うとワクワクします。
ドアを開くとこれまたすごい雰囲気。
ここがクロークです。
誰もいなかったので、ベルを鳴らします。
するとスタッフの方が来てくれました。
ここで宿帳を記入したり、一連の説明が。
あと身分証のコピーを求められたので免許証を渡しました。
夢の空間
さぁ、ここからさらにドアを開くと、あの最高の空間に突入です。
ドアを開いた足元には「HAVE A BOOK NIGHT」なんて言葉が。
一歩足を踏み入れると、何度も写真で見ていた空間が。
最高ですね、これ。
天井から本がぶら下がっていたり、ほんと内装がおしゃれ。
読書の邪魔にならない程度に音楽が流れていたりもします。
本棚を眺めながら自分のベッドへ向かいました。
ここが僕が宿泊するベッド。
部屋のタイプは3種類
「BOOK AND BED TOKYO -KYOTO 京都店」には3種類の部屋が用意されています。
部屋と言ってますが、ホステルなんでベッドだけです。
本棚の中で眠れる「BOOKSHELF」という部屋は広さによって「STANDARD」と「COMPACT」があります。
「STANDARD」の部屋の広さが110cm×210cm。
「COMPACT」の部屋の広さが90cm×210cmです。
もう1つあるのが「RIVER VIEW」という鴨川を見ることができる部屋。
この部屋の広さは100cm×210cm。
僕がこの日泊まったのは「STANDARD」です。
予約でいっぱいでここしか取れなかったんですよね。
中はこんな感じ。
ブックライトと電源があります。
あとは貴重品用鍵付きのセキュリティーボックスも。
クロークで渡されたシーツと枕カバーをセットしたら寝る準備はオッケーですね。
選書は恵文社
荷物を置いたら、とりあえず本棚を眺めます。
セレクトがしっかりしてますね。
ちゃんとテーマごとに分かれていて。
それもそのはずで、京都店の選書は恵文社が行っているとのこと。
どんな本が置いてあるのかは実際に行って確認してみてください。
というか、細かく本棚の写真を撮ってないんです……。
施設・設備
施設も見てみましょう。
当然ながらトイレ、シャワー、洗面所は共同です。
トイレ、シャワーはこのような感じでずらーっと並んでます。
どちらとも女性専用になっているところがあります。
トイレ、シャワールームともに新しいホステルだけあってきれいでした。
個人的にシャワールームのバスマットがsoilの珪藻土バスマットだったのがよかったです。
洗面所はこんな感じ。
ドライヤーは3台あります。
シャワーは24時間利用可能ですが、ドライヤーは24時〜翌朝7時の間は使用禁止です。
トースターやレンジもあります。
トースターはなんとBALMUDA(バルミューダ)。
パン買って、使ってみればよかったなーと後悔。
アメニティー
シャワールームにタオル、ソープ類は設置されていませんので、用意しておかなければなりません。
ただ、540円でシャワーパッケージを用意してもらえます。
今回僕はそちらを利用。
この中にシャンプー、リンス、ボディソープ、歯ブラシが入っています。
あとはレンタルのバスタオルがついています。
お酒も飲めちゃう
チェックインは16時からできるのですが、この日は17時半ごろにチェックインしました。
チェックインしてからはぼーっと本を読んで過ごしていたのですが、お腹が空いてきたので一旦外に出て夕食。
夕食を済ませたら、戻ってまた読書です。
まぁ、夜になったら飲みたくなりますよね。
ってことでビールとおつまみが用意されているので、買ってみました。
ビールは結構たくさん種類が置いてあってびっくり。
ビール飲みながら読書って最高すぎるでしょ。
女性、外国人が多い
夜になるとこの日泊まる人がみんなチェックインを済ませているのですが、この日は女性1人で来ている人が多かったです。
普段も女性が多いらしい。
あと、半分くらいは外国人でした。
男性1人で来てるのは僕の他にもう1人いただけですね。
ちなみに50歳は超えているであろう女性が1人で泊まりに来ていたのですが、歳をとっても1人でこういった今までにないような新しい場所に来ているって素敵だなぁと思いました。
僕もあんな風に歳をとりたい。
注意点
泊まってみて困ったことは全然なかったんですが、注意しておかないといけないことがあります。
それは現金での支払いができないってこと。
僕の場合、宿泊代は予約の時にクレジットで支払っていたので宿泊代は問題ないですけど、ビールとおつまみ買った時にはクレジットで決済しています。
クレジットカードはVisa・MasterCard・SAISONが利用可能とのこと。
あとICOCAなどの交通系ICカードも使えるようですが、僕は実際に利用していません。
デイタイムの利用もできます
今回僕は一泊したのですが、宿泊しなくても利用することが可能です。
13:00~17:00の間はデイタイムの利用時間のようです。
1時間500円。
フリータイムは1,500円のようです。
こちらの支払いも現金不可です。
実際に泊まってみて
ずっと関西に住んでいる僕としては京都って日帰りしかしたことがなかったので、初めて京都で一泊しました。
京都を観光するのが目的ではなく、このホステルを利用することが目的だったのでがっつり本を読んでリラックスできました。
ほんと本好きにはたまらない空間ですね。
ベッドに入って本を読んでたら眠くなってきて、そのまま寝落ちという体験ができるって最高じゃないですか。
本を読むのに疲れたら窓から外を眺めるのも良しです。
9階にあるので、結構眺めがいいんですよね。
京都タワーが見えたりも。
朝日が昇ってくるところも夕日もばっちり見えます。
この日はとても夕日がきれいでした。
ついでに朝日が差し込んできた時の写真も。
あとスタッフさんがみんな親切。
今回一泊する間にスタッフ4人が交代でいたんですが、みんなフレンドリーで接客が最高でした。
当たり前の話ですけど、ホステルで働く人ってみんな英語できてうらやましいなぁって、どこのゲストハウスやホステルに行っても毎回思います。
みんな僕よりも若いですし。
そんなこんなで「BOOK AND BED TOKYO 京都店」で一泊してきたわけなんですが、もう最高というしかありません。
チェックアウトの時間ぎりぎりまで堪能してきました。
本文中に何回「最高」って出てきましたかね。
語彙力がなくて申し訳ない。
月1回くらい泊まりに行ってもいいなぁって感じ。
本好きには本当におすすめです。
予約
予約についてはホームページからもできますし、楽天トラベルなどでもできるようです。