てぇへんだぁ、てぇへんだぁ、無職の底辺だぁ。
「あたらしい無職」という本を読んで、自分が無職になってからのことを綴るのもいいかもしれないと思いました。
無職になって随分と経ったので、これまでのことを振り返りながら、無職の日々を書いていくことにします。
どこまで続くかは未定。
無職になる決意をし動き出した
2016年11月末
日に日に仕事が嫌になってきていた僕はとにかく会社を辞めたいということばかり考えていた。
とはいえ、辞めたところで次に何をするかは決まっていない。
ずっとやりたいことはあったけど、それで食べていけるわけではない。
食べていくためには仕事をしないといけないのはわかっていたものの、転職活動は一切していなかった。
できればもうサラリーマンはしたくなかったのだ。
何をして生活していこう、そればかりを考えていた。
これだという答えは見つかっていなかったがもう限界だった。
なんにせよ、勢いというものは大事だ。そう言い聞かせていたような気もする。
何も決まらぬまま、無謀にも会社に退職の意志を伝えた。
1ヶ月もあれば引き継ぎは完了するだろうと考えていたので、ちょうど年末に退職してまっさらな状態で新年を迎えようと計画したのだ。
しかし、話し合いの結果、1月中旬が退職予定日となった。
2016年12月
退職することが決まれば、あとはどうでもいい。
このように考えるのはいけないのかもしれないが、別に何をしようが辞める人間なのだ。そう考えると気持ちが楽だった。
退職日までのカウントダウンをする日々。
なんだか少しワクワクしていたかもしれない。
無職になるというのに呑気なものだ。
それほどまでに組織に属さない自由というものを欲していたようだった。
2016年12月末
退職まであと少しだ。
年末年始の休みに突入するのを控えているこの状況、最高だ。
というそんな時期に、会社から話があった。
この時期、会社には産休を取っていた社員がいたのだが、その人が復帰するまで退職日を伸ばしてもらえないかと交渉された。
たいして戦力にもならない僕が抜けるだけで、会社は困るようだった。
かといって僕の後任を雇って、その後産休の社員が復帰すると、人が溢れる状態になるらしい。
どうやら業務をこなすのにちょうどぴったりの人数が働いているようだった。
本当にそんなことがあるのかと思うんだけど、どうやらそんな感じらしい。
自分が辞めたあとのことなんて知ったこっちゃないと考えるタイプなんだけど、どうせ無職になるだけだし、別にいつ辞めてもいいかなとも思った。
それに少しだけ退職金をアップするなんてことも言われたので、退職日を伸ばすことにした。