ただ日記が読みたくて

日記が読みたい。
結構前からそんなことを思ってたんですよね。
ブログって、人の役に立つこととか有益なことを書けっていう風潮があるんだけど、そんなの誰が書いても一緒だから読んでてもおもしろくない。
そりゃあ、そういうこと書いた方がアクセスが増えるのは確かなんだけど、アクセスがすべてじゃないというか。
そんな時に手に取った本が僕の欲求を満たしてくれました。

本

当然、「あたらしい無職」というタイトルに惹かれて購入したわけです。
自分が無職だから無職には興味津々。

日記はエンターテインメント

この本の内容が最高だった。
まさに僕が読みたかった感じ。
ほぼ日記みたいな文章なんですよ。
ただただ無職から就職して、また無職になる日々が綴られているだけなんだけど、これがおもしろい。
働いたことがある人なら誰もが感じたことのあるようなことが綴られていて共感できる部分も多い。
そして無職期間を経験したことがあれば、さらにおもしろいっていう。
この本を書いているのは文章を書くことを仕事にしている人なので読み応えがあるというか、楽しんで読めるわけです。
やっぱり日記ってエンターテインメントじゃないか!

おもしろい日記はどこに?

この本を読んで、どこの誰だか知らない人の日記を読みたいと思ったら、やっぱりブログだよなぁという結論に達したわけです。
といっても、日記にもおもしろいものもあれば、つまらないものもありますよね。
もちろん文章の好みもあるし。
自分が好きな日記を見つけるのって難しすぎるだろっていう問題に直面しています。
この本みたいな文章がどこかで読めないだろうか。
ブログなんて無数にあるから探すのが大変で、自分が読みたいと思えるブログにはまだ巡り会えていません。
ん? 待てよ。
それなら自分も日記を書いてみようか。
無職期間も長くなってきたし、無職になってからの日々を思い出しながら書いてみるのも悪くない。
このブログを読み返したり、手帳を見返せば、それなりに当時の記憶が蘇ってくるのではないか。
うん、無職日記ちょっと書けそうだな。