無職になってわかった!1日8時間働くのはとてもハードなことだ。

無職になって数日が経ちました。

毎日暇にしてるんでしょ?って思われるかもしれないが、いろいろ考えることがあって忙しいのだ。
それでも会社員に比べれば時間はある。
お金はないが、時間はある。

そこでたっぷりある時間を使って実験することにした。

実験内容

会社員時代を思い出し、1日8時間働くということはどういう感覚だったのかを知るため、1日に8時間同じことをするというミッションを自分に課してみた。

やるのが嫌なこと、苦痛なことは8時間も続かないのがわかっていたので候補からは外した。
また反対にテレビをだらだら観続けるとか、読書するだとか明らかに簡単に達成できそうなことも候補から外すことに。

この時点でミッションを決めること自体がとても難しくなったのだが、ある1つのことを設定した。
自分の好きなことではあるけれど、1日に8時間もしたことがないこと。

実験開始

朝起きてから、実験がスタートした。
ミッションを実行している時間はiPhoneのストップウォッチで計測。
ちょっとでも休憩したりしたらストップウォッチを止めるよう徹底した。

ここからが地獄だった。
ストップウォッチの時間はなかなか進まない。
時間を見るたび、まだこれだけの時間しか進んでないのかと思うばかり。
好きなことをしているというのに、「8時間やれ」と決められてしまうとなかなかしんどい。

そして8時間やりきった時にはすっかり夜になっていた。

実験してみてわかったこと

この実験を数日間続けてみて、わかったことがあります。

8時間1つのことに集中し続けるのは難しい

人間の集中力なんてそうそう続かないのはわかっていたけど、8時間集中するのは相当難しい。
学生時代のアルバイトや会社員時代を思い出しても、8時間もよく働いていたなと思う。
ましてや、今の時代、ほとんどの会社員は残業して8時間以上働いているわけでしょ!?
ちょっと考えられません。
マジでハードすぎます。
ましてや、ある程度自分にはできるだろうと思うことを選んでやったのにこれですからね。
まったくやりたくもないことを8時間やってるとしたら相当すごいです。

会社員はうまくサボっている

やりたくもないことを8時間もやっていた会社員時代を思い出してみました。
そんなことを毎日続けていたのに、全然平気で耐えていたんですよね。
どうやっていたんだろうと考えたんですが、結局うまくサボっていたんだと思います。
適度に手を抜いて、負担を軽減していたのです。
じゃなきゃ無理だったはずだもん。
何も考えずボーっとするだけでもだいぶ楽になっていたということがわかりました。

そうやって手を抜いてるから残業しなきゃいけなくなるんですよ。
もちろんいろんな状況の人がいることを考慮して言ってます。どうしたって残業せざるをえない人もいるだろうから。
でも、結構な割合で自分がサボったから残業が発生している人はいるだろうな。
もっともっと生産性を上げれば、残業だって減っていくわけです。

やることをやるから成果が出る

8時間きついなんて言ってますけど、東大に合格する人なんかは1日12時間以上勉強していた人とかザラにいますよね。
ちょっとえげつないですね。
でも、それだけやるから突き抜けられるわけです。
やればやるだけ絶対に結果が付いてくるわけではないですけど、やらなきゃ何も始まらないわけで……。

結局何かを継続するチカラというのが何事にも大事なんだなということを再認識しました。
だいたいの人はなんでも途中でやめちゃうか、適当にチカラを抜くんですよ。
全力で継続することがいかに難しいことか。
「継続は力なり」ってすばらしい言葉だなと思った次第です。