「Hulu」で映画三昧の日々

2003年から2011年頃にかけて、僕はやたらと映画を観ていました。
映画館に行くのが休みの日の過ごし方だったんですよね。
映画を観るといっても、僕の場合は邦画専門。日本の映画しか観ません。
邦画しか観ないのは今も変わっていません。たぶん今後も変わらないんじゃないかな。

それがここ数年は映画を観る機会もぐっと減って、本ばかり読んでいる状態だったのですが、久しぶりに映画漬けになってみると、これがとてもとてもいい時間。
ただし映画館で観るのではなく、家で観ていました。
というのも、「Hulu」に加入したのでとにかく観まくるぞと気合を入れて映画三昧の日々を送っていたのです。
ということでこれまでに観た映画を紹介することにします。

スクリーンショット

Huluに加入したきっかけ

そもそもなぜ「Hulu」に加入したのか。
僕はこういった動画配信サービスは「Netflix」しか利用したことがありませんでした。
「Netflix」には明確に観たいと思う作品があったからです。
でも、「Hulu」には観たい作品があったわけではありません。
むしろどんな作品があるのかすら知りませんでした。
じゃあ、なんで加入したかというと、ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」を観るためにです。

2017年7月〜9月期のドラマは「ウチの夫は仕事ができない」「ハロー張りネズミ」「ごめん、愛してる」の3本を観ていました。
すべて録画して観ていたのですが、僕の家のHDDはなぜか調子が悪い時があって、ちゃんと録画できていないことがあるんですよねぇ。
「ウチの夫は仕事ができない」も録画できていない日があったわけです。
ほんとふざけんなって感じでイライラするんですけど、そんな時は「TVer」に頼ります。
でも、「ウチの夫は仕事ができない」は「TVer」にはありませんでした。
どうしても観たいと思い、調べてみると「Hulu」で見逃し配信があるってことで加入したのです。

ドラマ観れて満足

このクールに観ていたドラマの中では「ウチの夫は仕事ができない」が1番おもしろかったです。
人生で初めて結婚っていいかもって思ったくらいです。
なにより松岡茉優ちゃんの役がかわいすぎる。

「ハロー張りネズミ」もさすが大根さんって感じの作品でおもしろかったですけど、2番目です。
「リバースエッジ 大川端探偵社」を思い出しましたね。
大根作品ってやっぱり音楽の使い方が絶妙。

鑑賞した作品を紹介

と、前置きが長くなりましたが、せっかく「Hulu」に入ったんだから映画も観まくるぞってことにして映画をたくさん観たわけです。
部屋を間接照明を使って薄暗くして、お酒をちびちび飲みながら映画観て、観終わったらベッドに入って寝る。最高すぎる毎日。

では観た作品を紹介していきましょう。

めがね

これは公開された時に映画館で観たものです。
1番好きな映画を訊かれたら「めがね」と答えていました。
この世界の片隅に」を観てから1番の座が危うくなっていたというか、自分が1番好きな映画が何なのかわからなくなっていたんですが、今回観直してみるとやっぱりこれが1番好き。
1位返り咲き。

 

かもめ食堂

「めがね」を観たからには「かもめ食堂」も観るしかありません。
これも映画館に観に行った。
「かもめ食堂」を観たからこそ、「めがね」を観に行こうってなったわけで、これこそが僕の好きな世界観の原点みたいな感じですよね。

 

マザーウォーター

「かもめ食堂」と「めがね」を観たからにはこれも観ないといけません。
「めがね」と「マザーウォーター」の間には「プール」ってのもあるんだけど、なぜか「Hulu」にはなかったんですよね。観たかったのに残念。
でも、「マザーウォーター」観れたのはよかった。
これ映画館に行きそびれて観てなかったんですよ。
ちゃんと世界観は引き継いでて最高でした。

 

パンとスープとネコ日和

これは映画ではないんですが、この流れできたら観るしかありません。
「かもめ食堂」「めがね」「マザーウォーター」からスタッフも引き継いでます。
これはWOWOWでやってたドラマで全4話。
約4時間もこういう世界観の話が観れるなんて夢のよう。

ここまで書いた作品観れただけで正直十分です。
どんだけ小林聡美さんともたいまさこさん観ればいいんだよって感じ
今までなんとなしに観てたけど光石研さんっていいですねぇ。
それにどの作品もとにかくごはんがおいしそうで。
たしかどれもフードスタイリストは飯島奈美さんだったかな。
音楽もいいんですよね。
「マザーウォーター」の中で子守唄としてもたいまさこさんがハンバートハンバート唄ってたのがよかった。
あとエンディングの写真もいいんですよ。
高橋ヨーコさんとか田尾沙織さんが撮ってるみたいですね。
とりあえず近いうちに「東京オアシス」も観ろってことだな、これは。

謝罪の王様

クドカン大好きなので、クドカン脚本の作品はほぼ観てるんだけど、これは観てなかったんですよね。
正直ちょっとハズレだったかも。
なんかね、クドカンが水田監督と組んだ作品はなぜか僕にはハマらない。
舞妓Haaaan!!!」と「なくもんか」はまだよかったんですけどね。
最近だとドラマ「ゆとりですがなにか」も水田さんとクドカンがやってたけど、これもイマイチだったし。

クドカン作品はTBSの磯山さんと組んだものの方が断然好きです。

 

なくもんか

これは映画館に観に行ったけど、「謝罪の王様」観た流れでもう1回観てみようってことで。
今観たらそれほどでもない気がしてきたんだけど。

 

メゾン・ド・ヒミコ

これも映画館に観に行ったんだけど、難しかったって印象しか残ってませんでした。
僕も歳を取りましたからね、今観たらどうだろうってことで。
あとドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」を観てた時に、田中泯さんが出てて、メゾン・ド・ヒミコに出てた人だってこと思い出してからもう1度観たいと思ってたんです。

今観てみると昔観た時の印象とそんなに変わらなかったかな。
しかしこれ、犬童一心さんが監督だったんですね。
とりあえず、この時期はオダギリジョーさんが出てる作品は全部観てました。

 

恋の渦

大根監督の作品とあれば観ておこうと。
あと原作・脚本が三浦大輔さんなんだけど、三浦さんの作品だと「愛の渦」がよかったんですよね。
残念ながらこの作品はあんまりかな。

 

百万円と苦虫女

これも映画館で観たんだけど、もう1度観てみるかと思って観てみました。
この作品もなかなか好きです。
蒼井優ちゃん出るとだいたい世界観決まるよねっていう。

 

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?

今年、アニメ映画化されましたけど、もともとはフジテレビのドラマなんですね、これ。
監督は岩井俊二さん。
助監督に行定勲さんがいるっていう。
奥菜恵さんがかわいすぎる。
「あっぱれさんま大先生」で観てた山崎裕太くんはすげぇ子供。
小橋賢児くんがめちゃくちゃ懐かしい。
そして麻木久仁子さんがやたらきれい。

 

この世界の片隅に

アニメ映画でヒットしたことが記憶に新しいですが、2011年に日本テレビがドラマでやっていたんですね。
映画がとてもいい出来だったのでなんとなく観てみましたが、特に感動もなく「うん、こんな話だった」で観終わった感じ。
まぁ、なんとなく観ただけなのでそれでいいんですけど。

以上、ここまでが観終わった作品。
まだ途中なんですけど今はドラマ「住住」を観ています。
バカリズムさん、天才です。
たいして内容はないけど、これがおもしろい。
でもそろそろ観たい作品がなくなってきたので「Hulu」解約しますかね。

Hulu」って、運営している会社が日本テレビグループに加わっているので、日本テレビの作品が多く観れるんだけど、僕はそもそもそんなに日本テレビの作品が好きではなかった。
正直観たい作品が少なかったんだけど、「めがね」のおもしろさを再認識できたのは最高でした。
日テレ好きは一度「Hulu」試してみてはいかがでしょう。
ちなみに最初の2週間は無料です。