水洗いできるコーヒーミルが欲しくて新しいのを買ってみました

今まで僕はカリタの「コーヒーミル KH-3」という手挽きミルを使用していました。

初めて買ったコーヒーミルです。
初めて買うってなったら性能とかよくわからないし、見た目で選ぶじゃないですか。
だから見た目はすごく気に入ってたんです。
家でコーヒーを淹れることに興味を持ち始めた時から、手挽きミルに対してなんとなく憧れもあったんですよね。
なんかかっこよくないですか。
すごく大人な雰囲気あるし。
そう考えたらクラシックな雰囲気のものがいいなぁとか思ったわけですよ。
そうやって選ぶとやっぱり木のものを選んじゃいますよね。
極力現代的な要素は排除したいわけですから。

気になる点が出てきて別のを使ってみたくなった

買ってからはこれをずっと使い続けていたんですが、新しいのを買うことにしました。
別にね、これが嫌になったわけでもないんですよ。
おいしいコーヒーを淹れることはできたわけですし。
なんなら結構気に入っていたので愛用していました。

しかし、気になる点が出てきたんです。
それは粉受けの部分。
挽かれたコーヒー豆の粉が出てくるところです。
使い終わったあとにどれだけきれいにしても、微細な粉が残ってしまうわけです。
これがとても気になってきて「あー、洗いたい」ってなったわけ。
でも、木でできてるじゃないですか。
そんなこと気にせず洗ってしまおうと思ったんですけど、調べてるとなんだか水洗いはしない方がいいみたいで……。
当然といえば当然ですよね、木製なんですから。
そこで水洗いできるコーヒーミルを買ってみようと思ったわけです。

水洗いできるコーヒーミルを買ったのはいいのだが

いくつかあった中でとりあえず買いやすい値段のものを選んでみました。
ハリオの「コーヒーミル・セラミックスリム」というもの。

臼がセラミック製なので、すべて水洗いしても大丈夫という僕が求めていたものにぴったりでした。
これで清潔に使い続けることができる。
そして実際に使ってみました。

上部から豆を入れます。

そしてゴリゴリと豆を挽きます。
すると下に挽けた豆が。

これでおいしいコーヒーを淹れましょう。

粒度にムラがありますが、その辺は目をつむります。

このようにいい感じに使えたように見えるかもしれません。
ところがどっこい、実際使ってみるとこれがなかなか残念でした。
僕が選んだコーヒーミルは商品名にスリムとついている通り本体が細いんですよね。
細いととにかく安定感がなく、しっかりと手で押さえないといけません。
これがとにかく力が必要で、疲れる疲れる。
こんなこと毎回毎回やってられません。
特に硬い豆だった場合なんて地獄で、途中でコーヒーを飲みたくなくなるくらいの重労働。
正直手を痛めました。
これは細いことが原因なのか、その辺はわかりませんけど、使いにくすぎてちょっとやってられません。

ただ、深煎りとかで柔らかめの豆だったらまったく問題なく使えます。
硬めの豆の時にしんどすぎるんです。

ということで、現在はカリタのものと併用しています。その日の気分で。
カリタは安定感抜群でとても挽きやすい。

コーヒーミル探しはつづく

今はまた新しいコーヒーミルを物色中です。
よりよいものを求めるのです。
ハリオのやつで水洗いできるタイプの太いのがあるから、それを試してみるのもいいかな。
硬い豆だと結局ある程度力がいるし、電動のミルにするっていう選択肢もなくはないかなと思っていたり。
でも、コーヒーは味を楽しむのはもちろんなんだけど、淹れる過程が大事っていうか、心を落ち着かせるような要素もあるじゃないですか。だから手挽きでゆっくりガリガリやる時間も欲しいといえば欲しいんですよね。そう考えたら電動は違うのかなぁ。

しかし、最初に買ったものが今回買ったハリオのやつじゃなくてよかったなぁと思ってます。
もし、最初にこれ買ってたら、たぶん家でコーヒー淹れるのやめてたと思う。
やっぱり道具って大事だ。