夏の恒例となっております青春18きっぷ旅。今年も行ってまいりました。
行き先については3年に1度必ず行くことにしている瀬戸内国際芸術祭。今回は友達を誘い3人での旅となりました。どの島に行くかなど何も決めずとりあえず大阪駅を出発です。
行きは宇野港から船に乗ることにしました。宇野港までの電車の中で相談した結果、まず向かうことにしたのは豊島。個人的には3度目の豊島ですが、友人2人は初めてとのこと。特に寄り道することもなく電車を乗り継ぎ宇野駅へと着きました。コンビニでお酒を買って、フェリーに乗り込み、甲板で始まります。「かんぱーい!!」
と、船に乗っている間は最高だったわけですが、豊島に着いてからが地獄。
豊島ではレンタサイクルで電動アシスト自転車を借りる予定だったのですが、すべて貸出中。いくつかレンタサイクルがあったのでまわってみたのですが、どこも予約分でいっぱい。えっ、レンタサイクルの予約って何!? レンタカーじゃないんだから。まさかこんなことになっているとは。確かに以前に比べ外国人が増えているような気がしたけど。
仕方がないので歩いて移動。タイミングが合えばバスに乗って移動しますかなんて言っていたら電動アシスト自転車はすべて貸し出し中だけどマウンテンバイクなら3台借りられるところを発見。しかし坂が多い豊島。お店の人にはやめておけと言われ、レンタカーを勧められる。残念ながら僕たちはすでにアルコールを摂取しているのだ。ここはノリでマウンテンバイクを借りて、坂に苦しもうではないかということに。
ここからが地獄。気温が何度かなんてわからないけど、クソほど暑い日には変わりない。そんな中自転車を漕ぎまくる。地獄以外の何物でもない。坂道多すぎ、ふざけんな。いやいや、もう3度目の豊島。坂が多いことなど知っていた。それを承知でこういうことをやっているのだ。いやはや楽しいではないか。地獄って楽しいのか。
定番の場所で写真だって撮るさ。
向かったのは豊島美術館。僕は2度目。初めて行ったときに「ここの美術館、マジで最高じゃん」ってなったから、2度目だろうが、また行きたいってなもんですよ。人が多く整理券を受け取ってから時間を潰し、その後美術館を堪能。また地獄の自転車移動。途中休憩を挟みながら作品を鑑賞しに。
休憩では小豆島のそうめんを食べた。夏だ。
作品を鑑賞するとはいえ、今年の作品ではなく過去の作品。移動に時間がかかったこともあって、豊島ではこれだけ。
とにかく暑過ぎて休憩はたくさんしたさ。
高松で1泊の予定なので、豊島から高松へ向かいます。人が多くて臨時便の船での移動。甲板に上がりたかったのにフェリーではなく高速船。せっかく夕日がきれいだったのに残念。
高松でホテルにチェックインして、汗だくになったので風呂に入ってから飲みに繰り出します。適当に歩いて気になった店へ入るなどを繰り返していたら3軒ハシゴしたのかな。
1軒目の立ち飲みでの牡蠣がクソうまかった。
飲みながら2日目はどの島へ行こうかと作戦会議。結局行くことにしたのは直島。直島についても3度目な僕。対して友人2人は初。なんならこの2人、草間彌生すら知らないアート音痴ときた。
2日目の朝、7時すぎにまず向かったのはうどん屋。香川のうどん屋は朝が早い。高松に来た以上うどんはマストでしょう。朝うどんをキメて直島行きのフェリーに乗り込みます。問題は直島で電動アシスト自転車が借りられるかどうか。当然予約はしていない。
直島に着き、港からすぐのところに借りられるところが2軒。1軒は予約分でいっぱい。もう1軒には行列が。借りられるかわからなかったがとりあえず並ぶことに。電動アシスト自転車がなければバイク。バイクもなければ車を借りる予定だった。並ぶこと数十分。結果自転車借りれた! この日は天国。めちゃくちゃ暑いけど天国。楽すぎる。直島でどこをまわるかは初めて来た2人に決めてもらい作品を鑑賞することに。
途中、休憩や昼食を挟みながら作品を鑑賞。
休憩中にはすぐ酒を飲む。
ハンバーガーでビールは初めてだろうか。
最後、海沿いの場所へ。当然定番のアレがあるんだけど、写真を撮るためだけに並ぶとかするわけもなく遠くから見るだけです。
しかし、どうにもこうにも暑い。外国人は服を脱ぎ、そのまま海へ。こういうのが似合うよね、欧米の人って。しかし、暑すぎたのでどんどん海へ入りたくなってくる。Tシャツだけ脱ぎ、短パンのまま海へ飛び込むことにした。気持ちよすぎる。最高だ。汗で体がベタベタしていたのがすっきり。海から上がると短パンはそのまま自然乾燥を待つのみ。完全に乾くのに時間はかかったけど気持ちよかったからオッケーだ。海から上がった体はシャワーも浴びてなかったのでベタベタしてくるかと思ったけど、そんなこともなく。そのまま帰りのフェリーの時間になり、直島での時間は終了。
あとはひたすら移動のみ。
最後もやっぱりここに座る。
船で高松に戻ってきて、高松から電車に揺られ、大阪へと帰ってきたのであります。結局、瀬戸内国際芸術祭では今年の新しい作品なんて1つも観てないので、今年行った意味はないといえばない気がするんだけど、楽しければいいのです。2日間ひたすら自転車に乗っていた代償はひどい日焼け。日焼け止めなんて塗るわけもなく、皮がむけて夏本番始まったぜって感じです。
もう9月だけど、こうして2019年の夏が始まったという8月頭のお話。