ボウズにしてみました

人生で初めてボウズにしてみた。
今日はそんなどうでもいい僕の話を書いてみようと思う。

ボウズの私

今まで散々いろんな髪型をしてきたが、ボウズは子供のころも含め人生で1度もしたことがなかった。
今までは抵抗があったのかもしれない。
短髪にしたことはあったけど、短髪ですら1度も自分にしっくりきたことはない。
短髪がしっくりこないということは、ましてやボウズなんてしっくりくるはずもない。

それが今はボウズだ。
いずれハゲてくるので、その時にはボウズにしてしまおうと覚悟していたのだが、まだボウズにするほどハゲてはいなかった……はず。

ボウズにした理由

では、なぜボウズにしたのか。
理由は2つある。

リセット

1つ目の理由が、リセットしたかったから。
過去記事を読んでもらえればわかるんだけど、僕は今年会社を辞めて無職になった。そして今もまだ無職のまま。
仕事を辞めたのは、ここで一旦自分の人生を考え直してみようと思った部分があったから。
いわば、自分の中では人生を一旦リセットしたような感覚。
そう思ったら、なにもかもリセットしてみたくなってきたのだ。
そこでボウズにしてみたというわけ。
正直リセットということを考えたら、ボウズどころか髪を剃りたかったんだけど、日常生活に支障が出そうでやめた。

お金がない

2つ目の理由が、お金の節約。
僕は月に1回以上は美容院に行くような生活をしていた。
たぶん年間15回くらいかな。
でも、そんな頻繁に行ってられないくらいに生活は苦しくなってきている。
無職にとって美容代にお金をかけるということほど贅沢なものはないのだ。

何mmにする?

思い立ったら早かった。
1日でも早くボウズにしたいと思った。
そこで、大好きなスーパー銭湯に行き、そこに併設されている散髪屋でボウズにしてもらった。

「ボウズにしてください。」

「丸刈りでいいんやね?」

「はい。」

「何mmにする?」

一体何mmにすればいいのだろうか。
例えば5mmがどれくらいの短さなのか全然想像がつかない。
小学生の時、ボウズにしてきた同級生が「◯◯mmにした!」みたいなことを言っていた記憶が蘇ってきたが、一切長さの想像はつかないままだった。

「何mmができるんですか?」

わからないので聞いてみた。

「何mmでもできるよ。一番短くて0.5mm。1mm、2mm……」と本当に何mmにでもできるような説明だったと思う。
それでも、何mmにしていいかわからなかったので黙り込んでいたら、「普通は6mmくらいかな」と言われたので、6mmでお願いしてみた。

ジョリジョリとバリカンが進む。
あっという間に終わった。
鏡に映った自分の顔は全然見慣れない感じだったんだけど、意外と違和感がない。
なによりリセットするにはちょうどいい。
とにかく清々しいのだ。

1,200円でリセット完了。