「ブログ読んだよ」と面接で言われる衝撃|ていへんな無職 #10

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てぇへんだぁ、てぇへんだぁ、無職の底辺だぁ。
無職になってからの日々を綴ることにしたこの企画。
いつまで続くかは未定ですが、どうぞお付き合いください。

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「ブログ読んだよ」と面接で言われる衝撃

2017年5月22日

アパレル会社の2次面接へ。
前回と同じスタバで行われた。1次面接の時にオウンドメディアとかにも興味があるというような話をした。こうやってブログを書いていると、他の人のブログもたくさん読むし、オウンドメディアの記事もたくさん読む。おかげでオウンドメディアについての知識も自然と身に付いているというもの。

この会社、オウンドメディアの運営は行っていないのだが、今後オウンドメディアを立ち上げてコンテンツマーケティングを行いたいと考えていたよう。そこで、オウンドメディアについての話をたくさんして、1次面接の際にブログなんかは日常的に書いていますということをポロっと漏らした。

そして2次面接の際、「ブログ、少し読んだよ。」と言われた。

僕はこうやって実名顔出しでブログを書いているわけですが、Facebookにもたまに書いた記事をシェアしていた。
だからネットで僕の名前を検索して、僕のFacebookにたどり着き、そこからブログにもたどり着いたのだと。

正しい行為だと思う。
今の時代、採用活動では本人のSNSのアカウントを見るのが一番手っ取り早いし、その人を短時間で理解するのに、これほど使えるツールはない。

なんならSNSをやっていない人は採用しないなんて会社があってもいいと思うし、エントリーシートなどにSNSアカウントを記入する欄があってもいい。
だいたい、たかが面接くらいで人となりなんてわかりっこないし、面接では誰しも偽った自分を出すもの。

「ブログ、少し読んだよ。」と言われた僕は、心の中で「終わったぁ……」と思った。なぜかって、そりゃあ過去記事漁って読んでもらえればわかるけど、会社員とかやってられないとか、会社員の理不尽さとか、会社員に向いてないだと、そんなことを散々書いている。

さらに残業をしないためには、仕事を断るべきだとさえ書いていたりするし。とにかく会社員として働いたっていいことはないし、お金を稼ぐために割り切ってやっているなんてことも書いていたんじゃないかな。

もともと仕事をするために生きているわけでもないし、生きるために仕事をしているに過ぎない。仕事よりも趣味を優先する生き方があったっていいとか堂々と書いていたように思う。

いやいや、なんでそんなブログを読んで、2次面接に呼んだんだよ。まだ、都合の悪い記事は読まれてないのか。

とにかく何がなんだかわからないけど、2次面接でも散々オウンドメディアに関することを話し続けて面接が終わった。

2017年5月23日

僕は湘南にいる。

前日の面接を終え、一旦帰宅して旅の準備をし、夜行バスに乗って横浜へ向かった。

湘南へ行ったことはこのブログでも書いているので、それを探して読んでもらえればと思う。
もともと湘南へ行くことにしたのはフォトブックを作るため。今まで撮りためた写真で作るのではなくて、新たに撮った写真で作ろうと考えた。

そんな時にどこへ行こうかと考えたら、すぐに湘南が思いついた。江ノ電とか鎌倉とか、とにかくあのエリアが大好きなんです。

ただ僕は無職の身。お金もありません。だから夜行バスで行って、夜行バスで帰ってくるという強行日程で遊びに行ってきました。

ひたすらあのあたりをブラブラしながら写真を撮っていました。そんな中、稲村ヶ崎にいるときに1本の電話が。ただ、基本的に電話には出ない僕。どうやら先日応募していた会社から面接に来れますかという電話だったようで、別途メールで面接の案内が。

遊んでいる途中にこういう連絡が入るとなかなかテンションが下がるものですね。現実を忘れたいのに現実に引き戻されるというか。完全に無職の身で遊んでいる僕が悪いのですが。

さらに、前日面接を受けたアパレル会社からも電話が入っていたが、気付かずに出れませんでした。
掛け直すのもめんどくさいので、特に何もせず。連絡は電話ではなくメールでして欲しい。

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