ソール・ライターの写真、めちゃくちゃよかった!

先日、伊丹市立美術館に行き、「ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展」を観てきました。

いやあ、これがとてもよかった! よかったくらいの表現では足りないくらい大満足。普段からアート作品とかを観る方ではあるんだけど、ここ数年で一番よかった。

スクリーンショット

一気に引き込まれた

やっぱりね、人の作品を観るっていうのは大事だね。僕も写真を撮るのが好きなんだけど、勉強になるというか。作品からいろんなものを感じて、自分の撮る写真に何かしら活かすことができれば、それだけで十分価値がある。
そういう意味で、何がよかったかっていうと、ここ最近の僕が好きな写真のテイストではなかったことですよ。写真ってもちろん好みがありますよね。僕の場合はしょっちゅう好みが変わったりするんだけど、ここ数年はなんだかんだ言って、こういう写真が好きだなっていうのがあったんです。でも、今回観たソール・ライターの写真は自分好みの要素が一切なかったんだけど、めちゃくちゃよかったんです。自分に新しい視点を与えてくれたというか、なんならこれからはソール・ライターが撮るような写真が好きですと言ってしまうんじゃないかってくらい気に入ってしまいました。

ということでポストカードも購入。

ポストカード

いろんな人の作品を観ようと思う

写真は「結局、光だよ。」とか思ってる節があったんだけど、全然そうじゃなかった。めちゃくちゃいい影響を与えてもらったなと思う。
どんな分野もそうだと思うけど、やっぱり人のやり方とかどんどん見ないとダメなんですよね。学ぶよりも真似ることの方が上達が早かったりもするわけで。

特にクリエイティブな分野のことになると、これまでどんなものを見てきたかっていう引き出しの多さも結構重要だったりすると思う。結局、まったくのオリジナルなんてものはなかなか生み出すことはできないわけで、今まで見てきたものの寄せ集めだったり、いろんな要素をごちゃまぜにしてみたり。

もっといろんなものに触れないとダメですねぇ。例えば本だってたくさん読めば、文章での表現方法のバリエーションが増えるわけですし。
ということで、伊丹市立美術館での「ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展」は5月20日までですので、興味のある方は行ってみてください。
オススメです!