僕は34歳で無職になった

2017年4月15日。
以前から宣言していた通り、僕は無職になった。

こう書くと無職にはなりたくなかったがなってしまったと受け取られるかもしれないけど、そうではない。
クビになったわけでも、転職活動に失敗したわけでもない。
自ら「無職」を選択したのだ。


▲前の職場の方から退職祝いを頂いた。ありがたい。

なぜ無職か

とりあえずお金を稼がないといけないし、会社員をやっておこうという選択よりは全然マシな選択だと思っている。
全然やりたくもない仕事をするという選択はしたくなかった。
僕にとってお金を稼ぐためだけにする会社員というのは、自ら選び取ったものではなく、人はなんとなくそうやって生きていくものという考えによって選ばされているような感覚。
生きていく上で、知らず知らずのうちにレールが出来上がってきたのかもしれない。
高校を卒業したら大学に進学して、大学の卒業が迫ってくると就職活動をして内定がもらえれば、卒業後就職。
そこからは生きていくために会社員として働き続ける。
仮に仕事が嫌になってその会社を辞めたとしても、お金が必要だから別の会社で働けるよう転職活動を行う。
別に会社員として働いていることを否定しているわけではない。
自分がやりたいことをやっていれば、それが一番幸せなことだと思う。

ただ僕の場合は人生をかけてまでやりたいことをやっていなかった。
たった一度きりの人生なのに、それでは人生の無駄遣いをしているようにしか思えなかったのだ。
大学を卒業してから会社員をして定年まで働き続けるというのは、どこかの誰かが勝手に作ったレールに乗っかっているだけのように思えた。
だから僕はそのレールから一度はずれてみることにしたのだ。
そこで「無職」という選択をしてみた。

これからどうやって生きていくのか

だとしてもこれからどうやって生きていくのかという話になってくる。
どうしたって生きていくには多少なりともお金が必要。
実家が金持ちで、親のすねをかじっていればいいなんていうおいしい話は当然ない。
しばらくは貯金を切り崩しながらの生活。
といっても貯金なんてほとんどないのだ。
到底34歳独身男の貯金額とは思えない金額しかお金がない。
すぐに底をつくのが見えている。

どうしたもんかなぁ。
とりあえず家賃が払えなくなったらゲームオーバーです。

ゲームオーバーにならないように頑張って生きていきます。