どうでもいい文章を読んでなんだかいい気分になることがある。
例えばまったく知らない人が日常を綴っているブログ。
その人に興味があるかと聞かれれば、まったく興味はないのだけれど。
読んだからといって自分に何かが残るなんてことはない。
ただただ右から左へと体を通り抜けていく感じだ。
そこには有益な情報など1つもない。
時間の無駄使いと言われればそれまでなのだが、なんだかホッとするような感覚になる時がある。
考えてみれば、そのように感じる文章は文体が好みなことが多い。
誰のためにもならない文章があったっていいじゃないか。
誰のためにもならないのならネット上に公開している必要がないようにも思うけど、たまたまたどり着いた先にそのような文章があったりして、救われる人がいるかもしれない。そう思ったらネット上にそういう文章があったっていい。
思うにインターネットは刺激が強すぎる傾向にあると思う。
煽るような文章があったり、おもしろい動画があったり、人を叩くことに必死になっている人がいたり。
日常生活で満たされない人たちがどっと押し寄せている感じ。
ネット上では普段とは全然違う人格になっていたり。
インターネットとはそういうものだとは思うけれど、たまにそういうことに疲れてしまう。
そんな時にどうでもいい文章。
ありがとう、いい薬です。
ところでこの前、最寄駅すぐのところにホルモン居酒屋がオープンした。
オープンから3日間は生ビールやチューハイが100円とのことだったので、これは行くしかないと思っていた。
オープンの日、仕事帰りに覗いてみると大盛況。
そりゃあそうだよな。みんな考えることは同じだ。
とりあえず家に帰り、時間を見計らってもう一度行ってみた。
そこまでして100円でビールが飲みたかったのかと思うかもしれないが、そこまでしても飲みたかったのだ。
貧乏性の悪い癖だ。
しかし、もう一度行ってみたタイミングでも満席。この日は諦めることにした。
翌日。
また仕事帰りに行ってみることにしたのだが、これまた満席だった。
またしても一度家に帰って、時間を見計らって行ってみることにした。
家で1時間半ほど過ごしただろうか。
もう一度行ってみる。
カウンター席が空いていて、念願の100円ビールにありつけた。
この居酒屋はホルモン居酒屋なのでもちろんホルモンがメイン。
適当に注文しつつ、結局生ビールを3杯飲んで帰った。
ちなみに僕はホルモンが苦手だ。
こういったただ生ビールを3杯飲んだ話もたまには。