どれだけ歳をとって、いろんな経験を重ねても初体験というのはあるもので。
僕は部屋にクロスバイクを置いている。
ロードバイクやクロスバイクはそこそこ高価なものがあり、部屋の中に置いておくことは特別珍しいことではない。
僕のは特別高価なものでもないのですが、スタンドが付いていないので、止めておくのに室内の方が都合がいい。
いつも部屋の片隅に置いてあって、そこまで頻繁に乗らないので別に普段生活をしていて何かが起こるということはない。
たまに邪魔だなーと思うことはあるが、ただそれだけのことである。
しかしこの前、ソファーに座ってぼーっとテレビを観ていた時のこと。
「ぷしゅーっ。」
まったく何の音だか分からなかったが、数秒の間空気が抜けるような音が続いた。
なんと驚いたことに本当に空気が抜けたのである。クロスバイクのタイヤの空気が。
何もしていないのにパンクをすることがあるのか。
購入してから時間も経っていたし、チューブが劣化していたのかもしれない。
とりあえず自分では何も分からないので修理に持っていくことにした。
パンクの修理くらい自分でしろよって感じなんだけど、道具を一切持っていない。
しかし修理に持って行く時って嫌ですね。
ひたすら自転車押して歩いていくんですから。
自転車屋さんに見てもらった所、なんでこんな所に穴が空いているか分からないと言われた。
プロの目から見ても原因は不明らしい。
穴がふさげない位置だったのでチューブごと交換となった。
このパンク、先日のド派手にこけた翌日のできごと。
こけたことが原因とは考えづらいが、とにかく踏んだり蹴ったりの2日間。
ケガに、パンクに、修理代。
悪いことは続くものなのです。