義理にも気持ちがこもってるって話

国生さゆりさんの季節も終わりましたね。
みなさんはどのような国生さゆりさんの季節を過ごされたのでしょうか。

「モテる」などとは縁のない僕は特別何もない、普通の日常を過ごしました。
もう何年もそうです。

はっきりと言いましょう。
チョコレートなんていりません。

強がりではなく、本気でそう思っていました。
思っていた。ええ、過去形です。
今までは彼女からであろうといらないと思っていたんですよね。
だってお返し、マジでめんどくさい。
あんなものをやりとりする意味ってどこにあるんだよって。
お互いに、時期をずらして渡しあうって不毛すぎるだろ。
そんなことにお金使うなら、お互い自分の好きなことにお金使った方がよっぽどいいでしょ。
というような考えだったんです。

でも、やっとわかったんですね。33歳にして。
こういうのって気持ちなんだってことが。
合理主義な僕には気持ちとかよくわからなかったんですよ。
必要のないことをする時間やお金ってただただ無駄でしかない。
そう思っていたはずなんですが、こういうことをする意味が少しずつ理解できてきたわけです。

告白だけではなく、感謝の気持ちを伝えるための手段としてはなかなかいいわけですよ。
いい人間関係を形成するためには、それなりに有効なんだろうなと。

以前「もらうことよりも与えることが大事だということがやっと理解できてきた」と書いた通り、バレンタインデー、いや、国生さゆりさんの季節だからって何かをあげるとかそういうことではなくて、いつであろうと自分の気持ちを伝えるために何かを与えるっていうことをさらっとできる人になりたいなぁと思うわけです。
別に好意を伝えることに限らず、気持ちを伝える行為にちょっとしたプレゼントを添えるって素敵やん。
やっぱり僕は見返りなんか求めず、与える人間になりたい。

山下達郎さんの季節には誰かにプレゼント渡してみようか。

義理チョコを2つ受け取って、このようなことを考えていました。