ドラマ「重版出来!」の営業職に効く言葉

録画データを整理しようと思って過去に録画した番組を確認していたのですが、ドラマ「重版出来!」のデータが残っていたので再度観てみることにしました。

このドラマ、結構好きでオンエア当時楽しみに観ていました。
もう一度観てみると、これがやっぱりおもしろかった。


(出典)http://www.tbs.co.jp/juhan-shuttai/

いろんなタイプの人間がいて、いろんな働き方があってというような多様性について描かれている部分があったり、それぞれの人間には得意な分野、苦手な分野があるという当たり前といえば当たり前だけれど、そういったことが描かれていたり。
いわば、ビジネス書みたいな内容に感じられることが多いんですよね。

第2話について

そんな中、第2話は坂口健太郎演じる小泉淳が取り上げられています。
小泉淳は大手出版社に勤める営業担当。
自身がやりたかった仕事と違う部署に配属されたこともあり、仕事に対する意欲は低め。そんな彼の気持ちが変わり、働き方が変わり、営業として成果をあげる過程が描かれています。

いいセリフが多い

第2話のストーリーが進む中で心に響く言葉が出てきたので紹介します。
以下2つとも営業部部長である岡英二の言葉です。

俺たちが売っているのは本だが、相手にしているのは人だ。伝える努力を惜しむな。俺たちの想いを書店員の方々が繋いで、お客様に届けてくださる。漫画はどんなにおもしろくても売れるとは限らない。勝手に売れる作品なんてない。売れた作品の裏には必ず売った人間がいる。俺たちが売るんだ。

おもしろい漫画が必ず売れるとは限らない。でも、自らアイデアを出し動く営業、協力的な担当編集者、作品を愛してくれて推してくれる書店員さんたち、この3者がしっかりと手を繋げば作品が大化けする可能性がある。

ストーリー上、漫画についてのことですが、これって売るものが何であっても共通していますよね。
当たり前のことかもしれないけど、こういうことって意識しないとすぐに忘れるんですよね。
僕も1年半ほど営業を経験しているので、なんとなくわかるんですけど、こういう言葉を聞くだけでやる気が出ます。

他にもたくさんあるいいセリフ

これらとは違って営業とは関係ないですけど、もう1ついい言葉があったのでそちらも紹介しておきます。
岡部長と小泉のやりとりです。

岡部長「お前営業嫌いか?人生に無駄なことなんて1つもないぞ。」
小泉「というか元々情報誌の編集部を希望してたもので。」
岡部長「情報誌で何やりたいんだ?どんな企画を誰に向けて、何をどう伝えたい?」
小泉「急に言われても……。」
岡部長「自分の立ってる場所がわからないうちは、どこへも行けないと思うぞ。」

最後の一言が響きますよね。

「重版出来!」はほんとおもしろくて、全話に取り上げたくなることが絶対出てくるんですよね。
原作は漫画なんだけど、漫画はどうなんだろう。
時間あれば読んでみるかな。