松浦弥太郎さんのトークイベントに参加してきました

先日、松浦弥太郎さんのトークイベントに参加してきました。とにかく松浦さんに会ってみたかったので、イベントのことを知った瞬間にチケットを取りました。

『DEAN & DELUCA MAGAZINE』創刊記念のトークイベントです。『DEAN & DELUCA MAGAZINE』の編集長を松浦さんが務めています。

マガジンとチケット

イベントは「梅田 蔦屋書店」で行われました。松浦さんの聞き手として編集者・ライターの山村光春さん。この山村さん、まったく存じ上げてなかったんですが、とてもおもしろい方でした。

『DEAN & DELUCA MAGAZINE』自体もよくできていたんですが、正直僕にとってはそんなことどうでもいいというか、いや、どうでもいいは言い過ぎなんだけど、とにかく松浦さんをこの目で見てみたいとずっと思っていたので、やっとそれが叶ってとにかく嬉しかった。著書を読んでいるとこの人は聖人君子かと思ってしまうのですが、実物はとてもフランクな感じがしてなんだかどこにでもいそうな感じの人でした。松浦さんが一方的に人前で話してるだけだからそう感じたんだと思う。たぶん誰かと接している姿を見るとちがうんじゃないかな。僕は松浦さんの生き方や人との接し方に魅力を感じているので、大勢を前にトークしているだけでは、普段文章で読んでいるような松浦さんを感じることができず。ただそのギャップもすごくよくて、僕のようなゲスな人間は決して交われないだろうと感じていたんだけど、そんなことなさそうだなと思ったし、意外と普通なのでは……と感じさせるほどでした。そう思わせることができるっていうのが、またすごいんですけどね。

質問コーナーも含めたっぷり2時間もあり、たくさんの話が聞けたのですが、これを書いている時点でどんどん忘れていっているので、ちゃんとメモでも取っておけばよかったかな。

松浦さんが伊勢神宮の神主さんから聞いたという神様に好かれる人というのはどういう人かという話。これはここでは書かないでおこうと思うので、気になったら僕に会った時に話を振ってください。いくらでもお話します。

質問コーナーで松浦さんの体に本当にタトゥーが入っているのか聞きたかったのですが、どうもそういう雰囲気ではないのかなと思い、自重してしまった。このタトゥーのエピソードは「場所はいつも旅先だった」という本に書かれているので、是非読んでほしい。なかなか強烈に海外に惹かれることがなく、旅が好きだというのに国内ばかりを1人旅しているのですが、この本を読んだらとにかくもっともっと海外に行きたいと思うようになった。また、この本のエピソードそのままの内容ではないのですが、ドキュメンタリーとして映画が公開されるので、今はそれが楽しみです。

このイベントに行くにあたって、いったい僕の本棚に一番並んでいるのは誰の本なのだろうと調べてみたら、やっぱり松浦さんでした。たぶん当分の間はトップなんじゃないかと思う。

このように松浦さんに会えて、幸せな気持ちになれたのですが、神様ってのは意地悪なもので、いいことがあれば悪いこともちゃんと用意しているのです。悪いことについてはまた別の機会に。