坂元裕二作品を堪能。『ファーストキス 1ST KISS』

この人が携わる作品なら必ず観ると決めている人が何人かいる。映画監督だったり、脚本家だったり、役者だったり。
その1人が坂元裕二先生だ。

ということで『ファーストキス 1ST KISS』を観てきた。

坂元先生がタイムトラベルものを書くだなんて信じられなかった。一体どんな話なのだろうと思いながら観に行った。

タイムトラベルとか正直好みではないので、どんなもんだと思っていたりもしたが、観始めるとそんな思いもすぐに消え去った。すぐに坂元ワールドのラブストーリーに引き込まれる。細かいセリフの言い回しに「これ、これ。」などと唸っていた。

後半に進むにつれて泣けるシーンがふんだんに散りばめられていた。映画館だから多少は我慢したが、泣いた。家で観ていたら声を出して泣いていたと思う。

映画館には松村北斗さん目当ての方が多かったように思うが、この映画は坂元ワールドを堪能するためにある映画だと思う。
まだ2月だけど、今年これ以上の映画に出会うことができるだろうか。
坂元先生の作品は今年もう1本公開されるので、そちらも楽しみ。