阪急電車のPRiVACE(プライベース)に乗った

先日京都へ遊びに行きました。阪急沿線に住んでいるので、京都へ行くとなると阪急電車を利用するのですが、初めてPRiVACE(プライベース)を利用しました。

PRiVACE(プライベース)とは

PRiVACE(プライベース)って何? という人のために説明しておくと、PRiVACE(プライベース)とは阪急電鉄京都線で導入されている座席指定サービスです。京阪電車の「プレミアムカー」みたいなものですね。
阪急京都線で河原町へ向かうとなると、早く着くには特急に乗り込むのですが、京都線の特急なんて空いていたためしがありません。もともと人が多い場所が嫌いなので、これがなかなかのストレスでして……。
そういえば、阪急にも座席指定の電車が走るようになったじゃないかと思い出して乗ってみることにしたのです。乗ってみると、控えめに言っても最高!これは今後の利用も全然あり!

どうやったら乗れる?

PRiVACE(プライベース)に乗るには予約が必要です。
まずは予約サイトにアクセスし、予約します。予約サイトの利用にはメールアドレスが必要になります。予約自体は特に難しいことはなくて、まずは列車を検索します。出発駅、到着駅を選択し、乗車日と時刻を選択し検索します。そうすると対象の列車がいくつか表示されるので、列車を選び、希望の座席を選択します。あとは決済に進むだけ。会員登録をしなくても予約はできるので、僕は会員登録をせずに予約しました。決済はクレジットかPayPayになります。
料金は一律で500円。

車内は快適

あとは予約した電車に乗り込むだけ。車内もとても快適。座席はゆったりしているし、コンセントや読書灯、収納式テーブルやドリンクホルダーなどがついており、リクライニングは座面が連動して動くタイプ。また座席1列ごとに窓が設置されています。プライベート空間が確保されている上に、阪急電車の高級感が感じられ、車内環境は申し分なしです。

このような移動空間に500円を高いと取るか安いと取るかは人それぞれかと思いますが、僕は毎回使っていいなと思いました。500円払うだけで、足を投げ出すように組んで座る人や足を大きく開いて座る人、荷物を座席に置く人など、マナーの悪い人と遭遇することを避けられるだけでも十分価値があるなと思うわけです。それに加え、混雑を避けれるわけですよ。これほどいいことはない。わざわざ混雑を避けて普通電車に乗って時間を掛けて移動するタイプの僕にとっては最高のサービスです。
公共交通機関で移動時間が長い場合はこのような座席をどんどん導入してほしいなと思う次第です。

PRiVACE(プライベース)に乗った際に1点だけ注意しておくべきは、降車時だけもたもたするなということです。贅沢空間ゆえにゆっくりしてしまうのですが、これはあくまで通常の電車。駅に着いたら通常時と同じ感覚で乗車、降車しないといけません。